海外FX業者のXMには、3つの口座タイプがあります。
口座タイプは、マイクロ口座、スタンダード口座、そしてZero口座。
この3つの口座タイプのうち、マイクロ口座とスタンダード口座はよく似ています。
「スタンダード口座の最小ロット数を少なくしたのがマイクロ口座」という認識でほぼ大丈夫です。
では、スタンダード口座(マイクロ口座)とZero口座の違いは?
今回の記事では、XMで開設できる3つの口座タイプについてまとめます。
口座タイプの比較表
XMの公式サイトに、3つの口座タイプの比較表が掲載されています。
今回の記事を読み終わった後に見て頂くと、より理解が深まります。
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スタンダード口座とマイクロ口座の違い
XMのスタンダード口座とマイクロ口座の違いは、1ロットあたりの通貨量と1回の取引ごとのロット制限(最大取引量)だけです。
スタンダード口座では、1ロットが10万通貨、マイクロ口座では、1ロットが1千通貨です。
また、最大取引量は、スタンダード口座が50ロット、マイクロ口座が100ロットです。
これ以外は同じです。
どちらの口座を選べばよいのか?
では、スタンダード口座とマイクロ口座、どちらの口座を選べばよいのでしょうか?
FX初心者の方には、1回の取引量を小さく抑えられるマイクロ口座がおすすめです。
マイクロ口座では、0.01ロットのポジションを持つことが出来ます。
つまり、1000通貨単位でポジションを持てるのです。
「いきなり大きなポジションを持つのは恐い」
「まずは少額で始めて、FXのトレードに慣れたい」
そんな方にマイクロ口座がお勧めです。
FXに慣れてきた方、大きなポジションを持ちたい方は、スタンダード口座がお勧めです。
Zero口座とは?
XMのZero口座の特徴は、「トレードごとに手数料を取られるけれど、スプレッドが極めて狭い」ということです。
Zero口座の手数料は「$100,000の取引に対して$5」です。日本円に直すと、「約1千万円の取引に対して5百円」です。
手数料といっても、気にするような金額ではありません。
では、スプレッドはどうでしょう?
スプレッドは、最小で0です。
Zero口座の名前は、最小スプレッドがゼロであることから来ています。
では、平均スプレッドはどうでしょう?
EUR/USDとUSD/JPYで0.1
EUR/JPYで0.6
GBP/USDで0.4
です。
また、Zero口座では、XMの高い約定能力はもちろん健在です。
注文がズバズバ通るZero口座はスキャルピングをやるのに最適の口座です。
Zero口座では、ボーナスがもらえない!
XMで開設できる3つの口座タイプの打ち、Zero口座だけは、入金ボーナスをもらうことが出来ません。
Zero口座でも、口座開設ボーナスはもらうことが出来るのですが、XMの最大のボーナスである入金ボーナスがもらえないのがZero口座の特徴です。
なお、マイクロ口座とスタンダード口座では、全てのボーナスを受け取ることが出来ます。
どの口座を開設したらいいの?
では、3つの口座タイプのうち、どの口座を開設したらいいのでしょうか?
マイクロ口座が向いている方
FXの経験が浅い初心者の方、また、小さいポジションでトレードしたい方には、マイクロ口座をお勧めします。
マイクロ口座でも全てのボーナスをもらえますので、ボーナスを受け取りながら、小さなポジションでFXに慣れることができます。
スタンダード口座が向いている方
すでに他のFX業者などでトレードを経験している方、また、マイクロ口座でトレード経験を積んでもっと大きなポジションでトレードしたい方には、スタンダード口座をお勧めします。
スタンダード口座では、もちろんすべてのボーナスをもらえます。
デイトレードやスイングトレードをされる方はスタンダード口座がおすすめです。
Zero口座が向いている方
スキャルピングをやりたい方は、Zero口座がお勧めです。
わずかな手数料がかかりますが、狭いスプレッド(最小ゼロ)と高い約定能力で、スキャルピングに打ち込むことが出来ます。
Zero口座では、口座開設ボーナスはもらえますが、入金ボーナスはもらえません。
とはいえ、Zero口座のスプレッドはスタンダード口座やマイクロ口座よりも狭いので、スキャルピングをされる方は迷わずZero口座を開設されたほうがよいでしょう。
最後に
XMの公式サイトに口座タイプの比較表が掲載されています。
今回の記事と、XM公式サイトの比較表とを見て、ご自分のトレードスタイルに合った口座でFXトレードをお楽しみください。
>>XMの口座開設方法を解説します!