XMで仮想通貨FXが停止。その理由は?

XMで仮想通貨取引が停止

XMから非常に重要なお知らせが届きました。

「XMにおける仮想通貨取引を停止します」

今、大ブームとなっている仮想通貨。

取り扱っていればXMにも大きな利益になるでしょうに、なぜ、取引停止を決めたのでしょうか?

今回の記事では、XMでの仮想通貨取引を停止した理由を考えてみます。

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XMが仮想通貨取引を停止した理由

XMでは、2017年12月23日午前1時(日本時間)に、仮想通貨取引が一時停止されました。

新しいポジションを持つことは停止され、上記の時間までに決済されなかったポジションは、すべて強制決済されます。

では、なぜXMは、そこまでして仮想通貨取引を停止するのでしょうか?

信頼性の高いリクイディティープロバイダーの不在

XMから届いたメールには、以下のように書かれていました。

現在、仮想通貨市場では信頼性の高いリクイディティープロバイダーの存在に欠けるため、XMが現在お客様に実感いただいている最高基準にある執行品質の提供が困難となる可能性がございます。

『リクイディティープロバイダー』というのは、注文を執行するところです。

私たちトレーダーは、まず、FX業者に注文を送ります。

その注文は、FX業者から、リクイディティープロバイダーに送られます。

注文を受け取ったリクイディティープロバイダーが注文を執行します。

FX業者というのは、トレーダーとリクイディティープロバイダーとを結ぶ仲介役のようなものなのですね。

さて、今回、XMが仮想通貨取引を停止した理由には、「信頼性の高いリクイディティープロバイダーの存在に欠けるため」と書かれています。

つまり、「安定して注文を執行してくれるリクイディティープロバイダーが、今の仮想通貨業界には存在しません。このままではXMの特徴である『注文執行の安定性』が損なわれてしまいます」ということです。

注文が不安定になって顧客に被害が及ぶくらいなら、仮想通貨取引を停止してしまおう、というのがXMの考えのようです。

XMから届いたメールにも、次のように書かれています。

信頼性の高いリクイディティープロバイダーの不在は、お客様の利益と弊社を保護する厳格なリスク管理方針に沿わない一方で、XMの方針に基き弊社は信頼性の高い一流機関及びリクイディティープロバイダーとのみ取引を行う必要がございます。

 XMは信頼性の高い、一流のリクイディティープロバイダーとだけ取引を行う、と書かれています。

そして、XMからのメールの最後に、このように書かれています。

弊社では、大きく拡大するスプレッドや取引および/もしくは価格崩壊につながる仮想通貨価格の非常に激しい値動きにより、仮想通貨CFD商品を取引なさるお客様にて損失が及ぶことを懸念しております。様々な取引所における仮想通貨価格には大きな差異もしばしばございます。

仮想通貨FXにおけるスプレッドの拡大は、日本の仮想通貨取引所でも問題になっていますね。

スプレッドの拡大、非常に激しい値動き、それらによりトレーダーが被る損失。

現状の不安定な仮想通貨相場では、顧客に安定したトレード環境を提供することは不可能と判断したようです。

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最後に

XMの判断は正しいと私は考えます。

日本の仮想通貨取引所では、異常に拡がるスプレッド、超短期間に乱高下するレート、サーバーダウンによる取引停止など、いくつもの問題が発生しています。

「安定した迅速な注文執行」を売りにしているXMにしてみれば、現状の不安定な仮想通貨取引は、「XMが取り扱うべき商品ではない」と判断するのも当然でしょう。

とはいえ、XMは仮想通貨取引を「停止」したのであって、やめたわけではありません。

実際、XMの公式サイトには、仮想通貨に関するページが残っています。

安定した注文執行、安定したレート供給が行われるようになれば、XMでの仮想通貨取引も再開されることでしょう。