【VOA】マインドフルネスで飲酒量を制限

スポンサーリンク

お酒を断る

こんにちは。

今日は、VOAのサイトに掲載されていた”Quick ‘Mindfulness’ Fix May Lower Alcohol Drinking”というニュースを参照してまとめます。

依存症ではないけれど、飲酒量の多い人々がマインドフルネスを実践することで、飲酒癖を治すことができるのか。

イギリスで調査・実験が行われました。

この記事で参照したVOAの記事には英語音声がついています。

参照させていただいたVOAの記事はこちらです。

なぜマインドフルネスなのか

今回イギリスで行われた飲酒癖を改善するための実験。

なぜ、マインドフルネスを取り入れることにしたのでしょうか。

「マインドフルネスは、静かに、でも完全に、あなたの中や周りで起きていることを感じ取る方法です(Mindfulness is a method of quietly, but fully, experiencing what is happening in the present, both in and around you.)」

つまり、飲酒癖のある人に、自分には飲酒癖があるのだということを自覚させようというわけです。

スポンサーリンク

訓練時間は1日たったの11分

今回の実験では、68人の被験者が2つのグループに分けられました。

「一方の被験者たちは、リラクゼーション法のトレーニングを受けました。他方の被験者たちは、11分間のマインドフルネス・エクササイズ・プログラムに参加しました(Some of the subjects received training in relaxation methods. The other subjects took part in an 11-minute training program in mindfulness exercises.)」

1週間後、被験者たちの飲酒量に差が出ました。

リラクゼーション法のトレーニングを受けた被験者たちは、それまでの飲酒量とあまり差はありませんでした。

それに対し、マインドフルネスを行った被験者たちは、飲酒量が大幅に減少したのです。

実験の信頼性

この実験では、結果の信頼性について、疑問視する声も出ています。

「1つは、被験者の数が少ないこと(One limitation of the study was the small number of subjects.)」

「もう1つは、被験者たちが実験後に飲んだアルコールの量について、被験者の記憶と記録に依存したこと(Another limitation was that the researchers depended on the subjects to remember and report how much alcohol they drank.)」

被験者数68人では、効果の有無について断定するにはあまりにも少なすぎます。

また、被験者たちが、嘘をついているとは言わないまでも、間違っている可能性があります。

さらに、実験期間が短すぎるという指摘も受けています。

実験結果の有効性

では、今回の実験は意味のないものだったのでしょうか。

実験には参加していなかったボストン大学の心理学者ステファン・ホフマン(Stefan Hofmann)氏はこう語っています。

「中毒症状を改善する第一歩は、自分の中毒症状に気づくことだ(the first step in targeting addictive behaviors is to notice them)」

マインドフルネスを実践することによって、自分が中毒症状に陥っていることに気づく。

そして、自分の行動にもっと考えを巡らせることで、自分が過度に飲酒しようとしていることに気づき、飲酒してしまう前に思いとどまる。

自分自身にもっと意識を向け、考えるようにすることで、今まで止められなかった飲酒を止められるかもしれない。

マインドフルネスには、そのように自己を抑制する効果が期待されています。

感想

日本でも、以前に「体重を記録するダイエット法」が流行しました。

肥満も飲酒も、改善したいと思うのなら、まずは自分の現状を自覚することが大事なのですね。

マインドフルネスでは、自分自身に、そして現在に意識を集中します。

余計な情報は締め出して、1日たったの11分だけでも自分自身の現状に向き合う。

そうすることで、自分が置かれている状況を自覚する。

自覚することで、いざ、過度な飲酒や過度な食事を摂ってしまいそうになった時、自分を抑制することができるようになるのでしょう。

スポンサーリンク

シェア/フォローありがとうございます