【TED】100日間拒絶チャレンジで学んだこと

100日間拒絶チャレンジ

ちょっと変わったチャレンジをして人生を変えた人のスピーチを紹介します。

そのチャレンジは、『100日間拒絶チャレンジ』。

100日間、毎日1回、他人から拒絶される、というチャレンジです。

なぜそんなチャレンジをすることにしたのか。

チャレンジの結果、彼は何を得たのでしょうか。

動画には日本語字幕もついていますので、英語が苦手な方もお楽しみください。

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スピーカーについて

今回、TEDの壇上に上がったのは、ジャ・ジャン氏。

自らを変えるために『100日間拒絶チャレンジ』を行い、その様子を撮影した動画を公開。

それがきっかけで、各種メディアにも出演するようになりました。

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小学校での残酷な体験

ジャ・ジャン氏は、小学校一年生(6歳)のとき、学校で残酷な体験をしました。

きっかけは、先生が善意で発した提案です。

「ここに立って、お互いに褒め合いましょう。褒められた人は、贈り物を取って席に戻ってください(Why don’t we just stand here and compliment each other? If you hear your name called, go and pick up your gift and sit down.)」

40人の子どもたちが、その場にいる誰かのことを褒めます。

褒められた人は席に戻っていきました。

40人が20人になり、ついに、3人になりました。

ジャン氏は、その3人の中にいました。

誰にも褒めてもらえない3人。

「その時点で、私は泣いていました(Well, at that moment, I was crying.)」

結局、ジャン氏たち3人はそのまま席に戻され、気まずい雰囲気と、心に刻まれた深い傷だけが残ったのでした。

チャレンジ開始!

ジャン氏は、14歳の時、ある野望を抱きます。

「25歳までに世界一大きな会社を作ってマイクロソフト社を買収する(By age 25, I will build the biggest company in the world, and that company will buy Microsoft.)」

でも、30歳になった時、ジャン氏は夢をかなえるどころか、起業すらしていませんでした。

なにか新しいことをしたい、新しいアイディアを提案したい。

そう思った時、ジャン氏は常に葛藤を抱えるのでした。

「1人の私が世界征服を望み、世界を変えたいと考え、もう1人の私が、拒絶に恐れをなすのです。そして、その度に6歳の私が勝つのでした(One wanted to conquer the world — make a difference — another was afraid of rejection. And every time that six-year-old won.)」

6歳の時、小学校一年生の時の残酷な体験が、30歳になっても足を引っ張っていたのです。

自分を変えたい。

そう考えたジャン氏は、克服法を探し、『拒絶セラピー』というゲームを見つけます。

30日間、毎日誰かに拒絶されることで免疫をつけよう、というこのゲーム。

ジャン氏はこのゲームにチャレンジすることにしました。

拒絶の日々

最初のチャレンジは、「初対面の人から100ドル借りる(Borrow 100 dollars from a stranger.)」

当然、拒絶されましたが、その様子を撮影した動画を観て、ジャン氏はあることに気づきます。

自分は逃げただけ。交渉する機会があったのに、ただ逃げただけだった。

次は逃げないと決心。

それからジャン氏の人生が変わり始めます。

相変わらず拒絶されましたが、交渉することで、ジャン氏の言う事を真剣に受け止めてくれる人もいました。

あるドーナツ屋では、「五輪マークの形をした ドーナツが欲しい(Can you make me doughnuts that look like Olympic symbols?)」とお願いしてみたところ、なんと、15分もかけて作ってくれたのでした。

その様子を撮影した動画がYouTubeで爆発的な話題となり、新聞やトークショーなど、各種メディアにも取り上げられました。

100日間拒絶チャレンジで学んだこと

ジャン氏は、チャレンジでこんなことを学んだと語っています。

「繰り返し私が学んだのは、相手が抱きそうな疑念を聞かれる前に口にすれば、信頼を得られるということです。承諾してもらえる確率が上がるんです(And again, and again, I learned that if I mention some doubt people might have before I ask the question, I gained their trust. People were more likely to say yes to me.)」

自分が提案したことについて、相手が「変だな」と思っていそうだったら、先に「変ですかね?」と聞いてみる。

そうすることで、変な提案をしているけれど、変な人間なのではない、ということを示したのです。

また、ジャン氏はスピーチの最後に、こんなことを話していました。

「人生で拒絶を経験したら、次の壁にぶつかり、失敗に直面したら、可能性について考えてみてください。逃げないで下さい。ただ向き合うだけで、賜物に変わるかもしれません(When you get rejected in life, when you are facing the next obstacle or next failure, consider the possibilities. Don’t run. If you just embrace them, they might become your gifts as well.)」

逃げ出さずに、向き合う。

逃げ出してしまったら何も変わらないけれど、真剣に向き合うことで学び、自身の成長につながるかもしれません。

感想

100日間拒絶チャレンジを行うことにより、拒絶と向き合ったジャン氏。

相当な勇気と度胸が必要なチャレンジではありますが、その効果は絶大だったようです。

逃げてばかりじゃ何も変わらない。

チャレンジしてみることで、意外な道が拓けるかもしれません。

そしてもし失敗しても、なぜ失敗したのか、どうすればよかったのかを考えることで、次はもっと上手くやれるかもしれません。

チャレンジすること。結果を分析し、その結果に「なぜ?」と問い続け、答えを次に活かすこと。

そうすることで、きっと世界は広がっていくのでしょう。

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