【書評】残酷すぎる成功法則~エリック・バーカー~

残酷すぎる成功法則

まるで自己啓発書の総まとめのような本でした。

過去に読んだ数十冊の自己啓発書の内容がこの一冊に凝縮されている、という印象。

何冊もの自己啓発書を読み漁るのなら、とりあえず、まずはこの一冊を読むことをお勧めします。

この本を読んだ上で、巻末の参考文献リストなどを参考にしながら読書していけば、効率よく知識を深めていけるでしょう。

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本書の目次

第1章 成功するにはエリートコースを目指すべき?

第2章 「いい人」は成功できない?

第3章 勝者は決して諦めず、切り替えの早い者は勝てないのか?

第4章 なぜ「ネットワーキング」はうまくいかないのか?

第5章 「できる」と自信を持つのには効果がある?

第6章 仕事バカ……それとも、ワーク・ライフ・バランス?

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さまざまなエピソード

本書では、成功者のさまざまなエピソードが紹介されています。

堅苦しいものは少なく、中には「エリート学生が突然、大学を中退して中国に行って少林寺に入門した」とか「雪山で足を骨折し、一人で下山した」とか、一つの読み物としても面白いエピソードが語られています。

本書は全部で366ページという厚さですが、エピソードの一つ一つが面白いので、厚さを気にせず読み進めることができます。

逆に、「エピソードなんてどうでもいい。結論だけが知りたいんだ」という方には冗長に感じられるかもしれません。

単なるエピソード集で終わらない

本書は、単に多くの成功者エピソードを集めただけではありません。

なぜ成功したのか、どのように実践すればよいのか。

幾つもの論文や参考図書を紹介しながら、「では、どうすればいいのか」という問いに答えを出していきます。

論文や参考図書により裏打ちされた結論は信頼性が高く、また、突拍子もない内容ということもなく、今すぐ実践できるものばかりです。

タイトルにある「残酷」とは?

タイトルには「残酷すぎる」とありますが、内容は至って健全

ただし、人によっては、今まで信じてきた「成功法則」が真っ向から否定されてしまうかもしれません。

例えば、「引き寄せの法則」は、本書では完全否定されます。

なにしろ、本書には『引き寄せの法則が脳におよぼす悪影響と現実を本当に変える方法”WOOP”』という項目があるくらいなのですから。

自分が信じてきたものが完全に否定されることは辛いことでしょう。

本書を読むと、もしかしたら、「信じてきたものを否定される」という残酷な目に遭うかもしれません。

最後に

本書の著者は、アメリカの有名ブロガーです。

『ニューヨーク・タイムズ』や『ウォールストリート・ジャーナル』でも紹介されるくらいの人気を誇っています。

本書で紹介されているエピソードは、著者のブログで特に評判の良かったもので、だからこそ、どれも面白く読むことができます。

「読み物風の自己啓発書」として、肩肘張らずに楽しむつもりで読んでみてはいかがでしょうか?

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