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【ニュースで英会話】2017年ノーベル賞特集

文学

こんにちは。

今週のNHK(テレビ)ニュースで英会話は、ノーベル賞受賞についてのニュースでした。

2本立てで、1本目が、ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロさんについて。

2本めが、ノーベル医学・生理学賞について。

元々時間の短い番組を2つのパートに分けているので非常に簡潔な内容でしたが、まとまっていて分かりやすい構成でした。

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カズオ・イシグロ氏、ノーベル文学賞を受賞

今年のノーベル文学賞の受賞者は、カズオ・イシグロ氏でした。

カズオ・イシグロ氏は、日本人の両親の元、日本の長崎で生まれました。

5歳の時にイギリスに渡り、それからはイギリスで生活を送ります。

成人した時、イギリス国籍を選択。

ですがこの時(現在も)、日本は複数の国籍を持つことを許可していませんでした

もしも日本が複数の国籍を持つことを許可していたら、「史上3人目の日本人ノーベル文学賞受賞者」とカズオ・イシグロ氏の受賞を喜べたことでしょう。

1982年に作家デビューしたカズオ・イシグロ氏は、3作目「日の名残り」で、イギリス最高の文学賞であるブッカー賞を受賞します。

また、「わたしを離さないで」は、映画やドラマにもなり、世界的に話題になりました。

カズオ・イシグロ氏の作品は40以上の言語に翻訳されています。

現在、カズオ・イシグロ氏は62歳。

27才で作家デビューしてから現在までに、発表した長編小説はわずか7作品。

そのうち5作品が、何らかの大きな賞に輝いています。

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米研究者にノーベル医学・生理学賞

今年のノーベル医学・生理学賞は、3人のアメリカ人が共同受賞しました。

研究内容は、体内時計のメカニズムの解明。

体内時計というと、あまり科学に詳しくない方でも聞いたことがあるくらいによく知られています。

この体内時計の研究は、18世紀から続けられていましたが、そのメカニズムは解明されていませんでした。

受賞した研究では、ショウジョウバエを使って、体内時計のメカニズムを解明しています。

1984年、ショウジョウバエから時計遺伝子が発見されます。

この遺伝子の働きにより、タンパク質が合成・分解されることで、体内時計のリズムが作られていたのです。

朝になると、細胞内で、あるタンパク質の分解が開始されます。

昼にかけて分解が進み、やがて日が暮れて夜になると、今度はタンパク質の合成が始まります。

そしてまた朝になると、タンパク質の分解が始まります。

この分解と合成のサイクルが、体内時計のリズムを作っているのです。

ただし、このリズムが狂ってしまうことがあります。

強い光を浴びた時に、このリズムは狂ってしまうのです。

光を浴びると、タンパク質の分解が始まってしまいます。

よく、朝に目を覚ましたら、カーテンを開けて太陽の光を浴びましょう、などと言われますが、これは、体内時計をリセットして、身体を目覚めさせるのに理にかなった方法です。

ですが、問題は、夜に強い光を浴びた場合です。

最近では特に、夜に就寝する直前まで、スマートフォンやテレビが発する強い光を目で見ている人が多いと言われています。

このスマホやテレビの強い光により、体内時計がリセットされ、結果的に眠れなくなったり、眠ったとしても眠りが浅くて疲れがとれない、といったことが起こるのです。

感想

カズオ・イシグロ氏の小説は、私も『日の名残り』と『わたしを離さないで』を読んだことがあります。

日の名残り』は、英国貴族に仕えてきた真面目な老執事が、米国富豪に仕えることになり、昔を思い懐かしむ、という物語。

わたしを離さないで』は、ある目的のために隔離された場所で育てられている主人公たちの悲劇的な運命を描いた物語。

特に『わたしを離さないで』は、主人公たちが何なのかを知らずに読んだほうが、より深く読めると思います(私は知らずに読んで、次第に「もしかしたら……」と思うようになり、真実が明らかになった時、あまりの理不尽さに悲しくなりました)。

どちらの作品も、特に純文学に抵抗がない方には自信を持ってお勧めできる作品です。

エンターテインメント小説ばかりを読んでいて、「オチ」とか「盛り上がり」とかを期待する方には向かないかもしれません。

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